2011/5/13 鞍馬天狗傑作選 角兵衛獅子
【走った距離】 0km
【今月の累積距離】 166.53km
【天気】 晴れ
【気温】 最高 22℃、最低 19℃
【体重】 66.0kg
【コメント】
鞍馬天狗傑作選 角兵衛獅子 大佛次郎
鞍馬天狗は大佛次郎が中村天風の半生に興味を持ち、
天風をモデルに創作した。
「(天風)先生のお話をうけたまわるにつれ、
もしも先生が幕末維新の際に生きて活躍していたら、
こうもあろうかということをテーマにして、
一つ小説を書かせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか」
鞍馬天狗も帰任後読みたかった本の一つ。
読んでみると天風に心服していることがよくわかった。
天風先生の考え方が投射されている部分を抜き出す。
「この男の信条として、
人間はどこまでも生きるために努力しなければいけないのだ、
とする考えが、この瞬間にも働いていたのです。
倒れるのは努力の最後の一滴を絞って
その後でよいのではありませんか?
どんな場合にも、こちらが悪くないのに
兜を脱いで降参するのは卑怯です。
できないと決めて途中でやめるのも卑怯です。
何事も勇気を持って自分で出来るだけのことをしてみることだ。
この結果は善悪を問わず潔く一身に引き受けよう。
鞍馬天狗の考え方は、いつもと少しも違っていないのでした。」
「どんなときにも決して絶望はしない。
これが他の人には見られないこの人の偉いところでした。
不撓不屈の精神です。
困難や迫害の度が強くなればなるほど、
この人の意志はますます強くなって、
その男らしい性格が火花を散らして輝きます。」
【今月の累積距離】 166.53km
【天気】 晴れ
【気温】 最高 22℃、最低 19℃
【体重】 66.0kg
【コメント】
鞍馬天狗傑作選 角兵衛獅子 大佛次郎
鞍馬天狗は大佛次郎が中村天風の半生に興味を持ち、
天風をモデルに創作した。
「(天風)先生のお話をうけたまわるにつれ、
もしも先生が幕末維新の際に生きて活躍していたら、
こうもあろうかということをテーマにして、
一つ小説を書かせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか」
鞍馬天狗も帰任後読みたかった本の一つ。
読んでみると天風に心服していることがよくわかった。
天風先生の考え方が投射されている部分を抜き出す。
「この男の信条として、
人間はどこまでも生きるために努力しなければいけないのだ、
とする考えが、この瞬間にも働いていたのです。
倒れるのは努力の最後の一滴を絞って
その後でよいのではありませんか?
どんな場合にも、こちらが悪くないのに
兜を脱いで降参するのは卑怯です。
できないと決めて途中でやめるのも卑怯です。
何事も勇気を持って自分で出来るだけのことをしてみることだ。
この結果は善悪を問わず潔く一身に引き受けよう。
鞍馬天狗の考え方は、いつもと少しも違っていないのでした。」
「どんなときにも決して絶望はしない。
これが他の人には見られないこの人の偉いところでした。
不撓不屈の精神です。
困難や迫害の度が強くなればなるほど、
この人の意志はますます強くなって、
その男らしい性格が火花を散らして輝きます。」
#
by totsutaki2
| 2011-05-13 21:50
| 読書
2011/5/12 MS Money plus edition
【走った距離】 0km
【今月の累積距離】 166.53km
【天気】 雨
【気温】 最高 24℃、最低 22℃
【体重】 66.4kg
【コメント】
家計簿は10年以上Microsoft Moneyで行っていた
銀行口座やVISAの明細がオンラインで取り込めるので重宝
しかしMS MoneyがアメリカでライバルソフトのQuickenに押されたため、
2009年9月末をもって販売が終了した
新しいPCを買ってOSがWindows7になったので
MS Moneyが動くかどうか不安だったが、
無償公開されたMoney Plus Sunset Deluxe 日本語版を試したところ、
銀行口座、VISAとも正常にダウンロードできた
当分はこれを使おうと思う
【今月の累積距離】 166.53km
【天気】 雨
【気温】 最高 24℃、最低 22℃
【体重】 66.4kg
【コメント】
家計簿は10年以上Microsoft Moneyで行っていた
銀行口座やVISAの明細がオンラインで取り込めるので重宝
しかしMS MoneyがアメリカでライバルソフトのQuickenに押されたため、
2009年9月末をもって販売が終了した
新しいPCを買ってOSがWindows7になったので
MS Moneyが動くかどうか不安だったが、
無償公開されたMoney Plus Sunset Deluxe 日本語版を試したところ、
銀行口座、VISAとも正常にダウンロードできた
当分はこれを使おうと思う
#
by totsutaki2
| 2011-05-12 22:27
2011/5/11 ドン・キホーテ
【走った距離】 0km
【今月の累積距離】 166.53kmkm
【天気】 大雨
【気温】 最高 24℃、最低 22℃
【体重】 66.3kg
【コメント】
ドン・キホーテ 正編一 岩波書店
セルバンテス作 永田寛定訳
マドリード、トレド、セビーリア、グラナダ、コルドバなど
ドン・キホーテゆかりの土地を訪れ、
ラ・マンチャの荒地を見たので
帰任したらドン・キホーテを再読しようと思っていた。
ラ・マンチャのとある村に
貧しい暮らしの下級貴族が住んでいた
騎士道小説が大好きで、
本を買うために田畑を売り払い、
昼夜を問わず騎士道小説ばかり読んだあげく
現実と物語の区別がつかなくなった
狂気にとらわれた彼は、
みずからが遍歴の騎士となって
世の中の不正を正す旅に出る
従者は農夫のサンチョ・パンサ
痩せ馬をロシナンテと名付け、
自らもドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャと名乗る
ミゲル・デ・セルバンテスは17世紀の初めに
「英知あふれる郷士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」正編、続編を書いた
今回は正編第1巻、第2巻を読んだ
宿屋で騎士になるための儀式をしてからかわれる話
ロシテンテから落馬して袋叩きにあう話
サンチョ・パンサと旅立つ話
風車と戦う話
ビスカヤ人との決闘の話
娘羊飼いの話
が記されている
諧謔とペーソス
大らかなヒューマニズム、人間肯定
ドン・キホーテの奇行、言動を通じ世の中を風刺する
作者のセルバンテスがドン・キホーテの物語をトレドの街で偶然発見する件を紹介する
『わし(セルバンテス)がある日、トレードの商店街を歩いていると、
一人の少年が絹物商のところへ古いノートと反古紙を売りに来た。
わしは道に落ちた紙切れでも拾って読むほど、字を見るのが好きな男だから、
少年の手から売ろうとしているノートの1冊を取り上げた。
そこにはアラビア文字が書かれていた。
イスパニア語を話すアラビア人を見つけ、訳すように頼むと、
ノートの真ん中のあたりを開いて少し読んでいたが、
急に笑い出した
何を笑うのかと問うと、
ページの端に書き込んだ注釈がおかしいという。
それを教えてほしいと頼むと、笑いながらこう言った。
「このドルシネーア・デル・トボーソは、ラ・マンチャ中のいかなる女よりも、
塩豚づくりの名人だったそうな」
わしは「ドウシネーア・デル・トボーソ」と聞いたときに、息が止まりそうになった。
目の前のノートにドン・キホーテの伝記があることを、悟ったからだ。
そこで物語の題名を読んでほしいと急かした。
アラビア人は無造作に
「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャの伝、
アラビアの歴史家シーデ・ハメーテ・ベネンヘーリ著」と訳した。
わしは少年から反古紙とノートを買い取り、
アラビア人をカテドラルの回廊へ引っ張って行き、
ドン・キホーテに関するところをすべてイスパニア語に訳すように頼んだ』
ドン・キホーテは雷鳴とどろく九天王にもなれると妄想している
九天王とは
ユダヤ教の3傑、多神教の3傑、キリスト教の3傑。
ユダヤ教の3傑とは、ヨシュア、ダビデ、ユダ・マカベオ。
多神教の3傑とはアレキサンダー大王、トロイの勇士ヘクトル、ユリウス・カエサル。
キリスト教の3傑とは、アーサー王、シャルルマーニュ、ゴッドフロア・ド・ブイヨン。
ラ・マンチャの大地
トレド ゾコドヴェール広場のドン・キホーテ像
【今月の累積距離】 166.53kmkm
【天気】 大雨
【気温】 最高 24℃、最低 22℃
【体重】 66.3kg
【コメント】
ドン・キホーテ 正編一 岩波書店
セルバンテス作 永田寛定訳
マドリード、トレド、セビーリア、グラナダ、コルドバなど
ドン・キホーテゆかりの土地を訪れ、
ラ・マンチャの荒地を見たので
帰任したらドン・キホーテを再読しようと思っていた。
ラ・マンチャのとある村に
貧しい暮らしの下級貴族が住んでいた
騎士道小説が大好きで、
本を買うために田畑を売り払い、
昼夜を問わず騎士道小説ばかり読んだあげく
現実と物語の区別がつかなくなった
狂気にとらわれた彼は、
みずからが遍歴の騎士となって
世の中の不正を正す旅に出る
従者は農夫のサンチョ・パンサ
痩せ馬をロシナンテと名付け、
自らもドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャと名乗る
ミゲル・デ・セルバンテスは17世紀の初めに
「英知あふれる郷士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」正編、続編を書いた
今回は正編第1巻、第2巻を読んだ
宿屋で騎士になるための儀式をしてからかわれる話
ロシテンテから落馬して袋叩きにあう話
サンチョ・パンサと旅立つ話
風車と戦う話
ビスカヤ人との決闘の話
娘羊飼いの話
が記されている
諧謔とペーソス
大らかなヒューマニズム、人間肯定
ドン・キホーテの奇行、言動を通じ世の中を風刺する
作者のセルバンテスがドン・キホーテの物語をトレドの街で偶然発見する件を紹介する
『わし(セルバンテス)がある日、トレードの商店街を歩いていると、
一人の少年が絹物商のところへ古いノートと反古紙を売りに来た。
わしは道に落ちた紙切れでも拾って読むほど、字を見るのが好きな男だから、
少年の手から売ろうとしているノートの1冊を取り上げた。
そこにはアラビア文字が書かれていた。
イスパニア語を話すアラビア人を見つけ、訳すように頼むと、
ノートの真ん中のあたりを開いて少し読んでいたが、
急に笑い出した
何を笑うのかと問うと、
ページの端に書き込んだ注釈がおかしいという。
それを教えてほしいと頼むと、笑いながらこう言った。
「このドルシネーア・デル・トボーソは、ラ・マンチャ中のいかなる女よりも、
塩豚づくりの名人だったそうな」
わしは「ドウシネーア・デル・トボーソ」と聞いたときに、息が止まりそうになった。
目の前のノートにドン・キホーテの伝記があることを、悟ったからだ。
そこで物語の題名を読んでほしいと急かした。
アラビア人は無造作に
「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャの伝、
アラビアの歴史家シーデ・ハメーテ・ベネンヘーリ著」と訳した。
わしは少年から反古紙とノートを買い取り、
アラビア人をカテドラルの回廊へ引っ張って行き、
ドン・キホーテに関するところをすべてイスパニア語に訳すように頼んだ』
ドン・キホーテは雷鳴とどろく九天王にもなれると妄想している
九天王とは
ユダヤ教の3傑、多神教の3傑、キリスト教の3傑。
ユダヤ教の3傑とは、ヨシュア、ダビデ、ユダ・マカベオ。
多神教の3傑とはアレキサンダー大王、トロイの勇士ヘクトル、ユリウス・カエサル。
キリスト教の3傑とは、アーサー王、シャルルマーニュ、ゴッドフロア・ド・ブイヨン。
ラ・マンチャの大地
トレド ゾコドヴェール広場のドン・キホーテ像
#
by totsutaki2
| 2011-05-11 22:54
| 読書
2011/5/10 緑内障2
【走った距離】 0km
【今月の累積距離】 166.53km
【天気】 雨
【気温】 最高 27℃、最低 22℃
【コメント】
緑内障が判明し、点眼治療を始めてから5週間が経過した
眼科で視野検査と眼圧測定をした
視野検査の結果は5週間前とほぼ同じ
眼圧は5週間前が左右とも19mmHg(空気眼圧計)
3週間前が左が19mmHg、目薬をつけている右が17mmHg(圧平眼圧計)
今回は左が16mmHg、右が15mmHg(圧平眼圧計)
眼圧の正常値は10 - 21 mmHgなので初期でも異常ではなかった
初期値よりも30%程度下げたいそうなので、
目標は13mmHg程度だが、
点眼の効果は出ているので、今の薬を継続することになった
キサラタン点眼液0.005%(ファイザー)
房水流出経路からの流出を促進することにより、眼圧を下げる
【今月の累積距離】 166.53km
【天気】 雨
【気温】 最高 27℃、最低 22℃
【コメント】
緑内障が判明し、点眼治療を始めてから5週間が経過した
眼科で視野検査と眼圧測定をした
視野検査の結果は5週間前とほぼ同じ
眼圧は5週間前が左右とも19mmHg(空気眼圧計)
3週間前が左が19mmHg、目薬をつけている右が17mmHg(圧平眼圧計)
今回は左が16mmHg、右が15mmHg(圧平眼圧計)
眼圧の正常値は10 - 21 mmHgなので初期でも異常ではなかった
初期値よりも30%程度下げたいそうなので、
目標は13mmHg程度だが、
点眼の効果は出ているので、今の薬を継続することになった
キサラタン点眼液0.005%(ファイザー)
房水流出経路からの流出を促進することにより、眼圧を下げる
#
by totsutaki2
| 2011-05-10 20:40
| 健康
2011/5/9 メグレと首無し死体
【走った距離】 0km
【今月の累積距離】 166.53km
【天気】 晴れ
【気温】 最高 26℃、最低 20℃
【体重】 66.6kg
【コメント】
さだ図書館にはなかったため別の図書館から取り寄せてもらった
今回は長編
サンマルタン運河のバラバラ死体の犯人と動機の捜査
場末のビストロ、労働者をしっとりと描いている
ジョルジュ・シムノンがさらに気に入った
赴任前にこの本を読んでいたらサンマルタン運河に絶対行ったと思う
現在のパリ北駅、東駅周辺はアフリカ系移民が住む
もし今シムノンがいたらMaigretにどのような事件に取り組ませただろう
【今月の累積距離】 166.53km
【天気】 晴れ
【気温】 最高 26℃、最低 20℃
【体重】 66.6kg
【コメント】
さだ図書館にはなかったため別の図書館から取り寄せてもらった
今回は長編
サンマルタン運河のバラバラ死体の犯人と動機の捜査
場末のビストロ、労働者をしっとりと描いている
ジョルジュ・シムノンがさらに気に入った
赴任前にこの本を読んでいたらサンマルタン運河に絶対行ったと思う
現在のパリ北駅、東駅周辺はアフリカ系移民が住む
もし今シムノンがいたらMaigretにどのような事件に取り組ませただろう
#
by totsutaki2
| 2011-05-09 22:11
| 読書
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