自省録

2013/3/2 グスタフ・マーラー交響曲第3番ニ短調

【走った距離】  24.35km
【今月の累積距離】  30.37km
【ペース】 平均 6'05"/km、 最高 5'43"/km
【天気】 くもり 
【気温】 最高 7℃、最低 4℃
【体重】  64.7kg
【コース】
自宅~会社~淀駅
【コメント】
マーラー36歳の時の作品。
演奏時間は約100分。
マーラーの交響曲としても、また通常の交響曲としても、最長の曲。
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ベルギー国立管弦楽団の演奏を聴いた(2010年1月9日)。
合唱はフランダースオペラ児童合唱とモネ劇場女声合唱。

マーラーが手紙に示した標題。
『夏の朝の夢』

第1部 
序章   牧神(パン)が目覚める。
第1楽章 《森が私に語ること。岩山が私に語ること。
        夏が行進してくる(ディオニソスの行進)。
第2部
第2楽章 草原の花々が私に語ること。
第3楽章 《夕暮れが私に語ること》森の獣が私に語ること。
第4楽章 《夜が私に語ること。人間が私に語ること。》
第5楽章 《カッコウが私に語ること。朝の鐘が私に語ること》天使が私に語る
第6楽章 愛が私に語ること。《神が私に語ること。父なる神は僕の傷口を見て下さる》

第1楽章《森が私に語ること。岩山が私に語ること。
    夏が行進してくる(ディオニソスの行進)。
重厚かつ雄大。
弟子のブルーノ・ワルターが、オーストリアーアルプスの
聳え立つ岩山の素晴らしさに見とれていると、
マーラーが「そんなに眺めなくてもいい。
あの風景は全部、僕が音楽にしたから」といった。
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第2楽章草原の花々が私に語ること。
哀愁の漂う落ち着いた旋律。

第3楽章《夕暮れが私に語ること》森の獣が私に語ること。
温かい旋律。
スケルツォのこの楽章は、歌曲集『若き日の歌』のメロディが使われている。
《郭公は弊れて死んだ。ならば夏のあいだ、僕らの憂さを晴らしてくれるのは何? 
それは夜鳴鶯だ。可愛く美しく、優しく愛らしいナイチンゲール。
郭公が終わるとナイチンールがさえずりはじめる》。

第4楽章《夜が私に語ること。人間が私に語ること。》
アルトがニーチェの『ツァラトゥストラはかく語りき』を独唱する。
 静かに、ゆっくり、神秘的に……ツァラトゥストラが
「高等な人間たち」(老人たち)に向かって歌をうたわせる。
ヴィスコンティの『ペニスに死す』で、マーラーをモデルにした主人公が、
ペストの蔓延するヴェニスの街を、
美しい若者を求めて彷徨うときのバックにも使われている。

第5楽章《カッコウが私に語ること。朝の鐘が私に語ること》天使が私に語る
児童合唱が天使の歌をうたう。
澄んだ声で、鐘の音を真似て「ビム・バム……ビム・バム」と繰り返す。
そこに女声合唱とアルトの独唱で、
『子供の魔法の角笛』から「3人の天使が歌った」の歌詞を使った歌がうたわれる。

第6楽章 愛が私に語ること。《神が私に語ること。父なる神は僕の傷口を見て下さる》
第1番、第2番と異なり、穏やかだが、美しい終章。壮大かつ感動的に全曲をしめくくる。

第4楽章

"Zarathustras Mitternachtslied“
(aus Also sprach Zarathustra von Nietzsche)
ALTSOLO:    

O Mensch! Gib acht!
Was spricht die tiefe Mitternacht?
Ich schlief!
Aus tiefem Traum bin ich erwacht!
Die Welt ist tief!
Und tiefer als der Tag gedacht!
Tief ist ihr Weh!
Lust tiefer noch als Herzeleid!
Weh spricht: Vergeh!
Doch alle Lust will Ewigkeit
Will tiefe, tiefe Ewigkeit!

「ツァラトゥストゥラの真夜中の歌」
(ニーチェの『ツァラトゥストゥラはこう語った』より)
(アルトソロ)

おお、人間よ! 注意して聴け!
深い真夜中は何を語っているのか?
私は眠っていた!
深い夢から私は目覚めた!
世界は深い!
昼間が思っていたよりも深い!
世界の苦悩は深い!
快楽?それは心の苦悩よりもさらに深い!
苦悩は言った。「滅びよ!」と
だが、すべての快楽は永遠を欲する
深い永遠を欲するのだ!

第5楽章

"Es sungen drei Engel“
(aus Des Knaben Wunderhorn)
FRAUEN- UND KNABENCHOR, ALTSOLO:

(Bimm bamm!)

Es sungen drei Engel einen susen Gesang,
Mit Freuden es selig in dem Himmel klang;
Sie jauchzten frohlich auch dabei,
Das Petrus sei von Sunden frei.

Und als der Herr Jesus zu Tische sas,
Mit seinen zwolf Jungern das Abendmahl as.
Da sprach der Herr Jesus; ?Was stehst du denn hier?
Wenn ich dich anseh', so weinest du mir!“

?Und sollt' ich nicht weinen, du gutiger Gott?
Ich hab' ubertreten die zehn Gebot;
Ich gehe und weine ja bitterlich,
Ach komm und erbarme dich uber mich!“

?Hast du denn ubertreten die zehn Gebot,
So fall auf die Knie und bete zu Gott,
Liebe nur Gott in alle Zeit,
So wirst du erlangen die himmlische Freud'!“

Die himmlische Freud' ist eine selige Stadt;
Die himmlische Freud', die kein Ende mehr hat.
Die himmlische Freude war Petro Bereit't
Durch Jesum und allen zur Seligkeit.

「3人の天使は歌う」
(「少年の魔法の角笛」より)
女性・少年合唱、 アルトソロ

(ビム・バム!)

3人の天使が美しい歌をうたい、
その声は幸福に満ちて天上に響き渡り、
天使たちは愉しげに歓喜して、叫んだ。
「ペテロの罪は晴れました!」と。

主イエスは食卓にお着きになり、
12人の弟子たちと共に晩餐をおとりになったが、
主イエスは言われた「お前はどうしてここにいるのか?
私がお前を見つめていると、お前は私のために泣いている!」

「心広き神よ!私は泣いてはいけないのでしょうか?
私は十戒を踏みにじってしまったのです。
私は去り、激しく泣きたいのです、
どうか来て、私をお憐れみください!」

「お前が十戒を破ったというなら、
跪(ひざまず)いて神に祈りなさい、
いつも、ひたすら神を愛しなさい、
そうすればお前も天国の喜びを得よう!」

天国の喜びは幸福の街である。
天国の喜びは、終わることがない
天国の喜びがイエスを通して、
ペテロにも、すべての人にも幸福への道として与えられた。


いつも聴くCDは
レナード・バーンシュタイン指揮 ニューヨークフィルハーモニー
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by totsutaki2 | 2013-03-02 20:55 | 音楽

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