自省録

2013/1/29 村上春樹 雑文集1

【走った距離】  6.13km
【今月の累積距離】  387.42km
【ペース】 平均 5'42"/km、 最高 5'19"/km
【天気】 くもり 
【気温】 最高 9℃、最低 2℃
【体重】  65.2kg
【コース】
淀駅~会社
【コメント】
以前にも書いたが、私の継続して読んでいる現代作家は、
大江健三郎、村上春樹、高村 薫。
年末年始は村上春樹の「雑文集」と
「インタビュー集:夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」
を読んだ。
つまり「チャップリン」と「村上春樹」三昧で過ごした。

「雑文集」はデビュー以来のインタビュー、挨拶、序文、音楽論、書評、人物論などのうち、
未発表のものを集めた本。
雑文でもこれだけの表現、文章!

○物語とは?
 仮説の行方を決めるのは読者であり、作者ではない。物語とは風なのだ。
揺らされるものがあって、初めて風は目に見えるものになる。

 物語とは魔術である。
ファンタジー小説風に言えば、我々小説家はそれをいわば「白魔術」として使う。
一部のカルトはそれを「黒魔術」として使う。
我々は深い森の中で、人知れず激しく切り結ぶ。
まるでスティーヴン・キングのジュヴィナイル小説のシーンのようだけれど、
ある意味ではそのイメージは真実にかなり近接しているはずだ。
なぜなら物語の持つ大きな力と、その裏側にある危険性を誰よりもよく承知しているのは、
小説家であるからだ。
継続性とは道義性のことでもあるのだ。
そして道義性とは精神の公正さのことだ。


○早稲田大学坪内逍遥大賞受賞のあいさつ
 僕はたまたまというか、全部で七年間、早稲田大学に在籍しておりました。
まあいろんな事情がありまして七年もいたんですが、
そのあいだに大学から親切にしてもらったという記憶か一切ありません。
もちろん、こっちもずいぶんひどいことをしていたので、
文句を言える筋合いはまったくないんですが、
でも今になって突然というか、出し抜けにこんな親切なことをしていただくと、
半信半疑というか、「本当にいいのだろうか」という気がして、
どうも落ち着かない気分です。
さっきからずっとそこの椅子に座っていたんですが、なんだか座り心地が悪かった。

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by totsutaki2 | 2013-01-29 22:59 | 読書

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