自省録

2011/5/16 エネルギーの選択制

【走った距離】  0km
【今月の累積距離】  216.27km
【天気】 晴れ 
【気温】 最高 25℃、最低 20℃
【体重】 66.2kg
【コメント】
帰任後ベルギーでの生活を懐かしく思うことがあるが、
その一つが食後の議論。
昼食後のテーブルや、カフェテリアや、森の中の散歩道で
友人の議論を聞いていた。
北朝鮮の核問題や日本の借金財政が話題になったときは
私も議論に参加した。
今ならエネルギー問題を議論していると思う。

日本でも今後のエネルギー政策についての話になることがあるが、
安易な選択はない。

確かなことは現実を認識し、自らの責任で選択する必要があること。

スイスのジュネ-ヴ州では10年前から
電気の種類を選ばせる方式を採用し、
エネルギーや環境問題に対し、エネルギー利用者一人ひとりが考え、
自ら選択するという権利を与えているそう。

<青>
100%水力発電。
スイスには豊富な水資源を使う再生可能なエネルギーで、
CO2排出量が一番少なく、経済的にもお勧め。
4人家族の場合、月に約250円安くなる。

<黄>
中小規模の水力発電やごみ発電で作られた電力を利用。
人手がかかっているため、値段は4人家族で月に約490円高くなる。

<緑>
太陽、風力エネルギーなどの100%再生可能な資源から作られた電力。
新技術の開発や設置促進のために、
値段は、4人家族で月に約1700円高くなる。

<混合>
環境に関心が少ない人向けに、
化石燃料や原子力発電などを利用した電気を提供する。
料金は、4人家族で月に約320円安くなる。

私は新聞はほとんど読まないがネットなどで見ている限り、
日本では議論が上滑りしているように思える。

太陽光発電や風力発電が環境によいのは議論の余地がない。
ただしコストが高い。

自然を破壊する水力発電ダムを建設するのか、
CO2を排出する火力発電を使うのか、
放射能被曝リスクの高い原子力発電を使うのか、
コストの高い太陽光発電や風力発電を使うのか、
スイスのような選択制にするとエネルギー問題の現実を
生活に投影して理解することができる。

エネルギー白書によると、各発電方式 発電単価 は
水力  8.2~13.3 (円/kWh)
石油  10.0~17.3 (円/kWh)
LNG  5.8~7.1 (円/kWh)
石炭  5.0~6.5 (円/kWh)
原子力  4.8~6.2 (円/kWh)
太陽光 46(円/kWh)
風力 10~14 (円/kWh)

太陽光発電が圧倒的に高価
ただし原子力には福島原発の災害対策費や補償費を上乗せする必要がある。

因みにジュネーブでの比率は
顧客比率は<青>82%、<黄>+<緑>15%、<混合>3%ということで、
州民のエコ意識の高さが分かる。

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by totsutaki2 | 2011-05-16 22:44

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