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自省録

2014/7/13 サントリー山崎醸造所 ウイスキー匠の技講座


【天気】 雨のち曇り 
【気温】 最高 31℃、最低 23℃
【コース】
自宅~山崎醸造所
【コメント】
今日はサントリー山崎醸造所までランニングして、ウイスキー匠の技講座を受講。
朝からの雨は上がったものの、木々が雨に濡れ、天王山に霧がかかった、
しっとりと湿度の高い工場を見学する。
ウイスキー醸造所の見学には絶好のコンディション。
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セミナーではチーフブレンダ―の解説をDVDで観ながら、
原酒のテイスティング体験ができる。
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まず蒸溜されたばかりの無色透明のモルトウイスキー、ニューポットをテイスティング。
そのあとホワイトオーク樽原酒、シェリー樽原酒、ミズナラ樽原酒、ワイン樽原酒を
順にテイスティング。
テイスティングではまず、色を見て、
香りを試し、味わう。
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樽。
手前より、バーレル、ホグスヘッド、シェリー樽、ミズナラ樽、パンチョン。
バーレルとホグスヘッドはバーボンの熟成に使用した樽。
サントリーの白州はバーレル、ホグスヘッドを多用するそうだが、
山崎ではあまり使わない。
シェリー樽はシェリー酒の貯蔵用に使われた樽。
ミズナラ樽は旭川近郊のミズナラで作った樽。
パンチョンは北米産ホワイトオークで作った樽。
ワイン樽の展示はなかったがボルドーの赤ワインの熟成につかった樽。
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香りには最初に訴える香り(トップノート)、少し遅れてくる香り(ミディアムノート)、
最後の余韻(テールノート)がある。
次に2倍に加水する。
原酒は香りを嗅ぎ分け、味わいを楽しむには強すぎる。
ブレンダーも行う行程。
加水することによって、あたかもクロマトグラフィーのように
香りの成分が分離され、隠れていた香りが現れる。
開栓後、時間を置いた赤ワインのように香りが広がる。
ウイスキーは味わうものではなく、香りを楽しむ酒である。

その後、山崎12年と山崎18年をテイスティングし、
原酒とは全く違う円熟の味わいを堪能。
ブレンダーの技(アルテ)を称賛する。

まさに匠の技である。
2014/7/13 サントリー山崎醸造所 ウイスキー匠の技講座_b0217643_20314127.jpg




by totsutaki2 | 2014-07-13 20:32 |

市民ランナーの市井の日常。 日々の出来事、感動を忘れないために
by TOTSUTAKI

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